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apa(あぱ)です(^^)
今日は『TBSラジオMeet Up株式会社ICHIGO代表取締役、近本あゆみさんの話し』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up株式会社ICHIGO代表取締役、近本あゆみさんの話し
今日は、TBSラジオMeet Up、株式会社ICHGOの代表取締役、近本あゆみさんの話しについて書いていきます。
感性と目の付け所がすごいなと感じました・・・
本編レビュー
ここからは、本編の話しにはいっていきます。
やっていること
近本さんがやっているのは、海外向けのお菓子のサブスクサービス。
日本のメジャーなお菓子・・・
キットカットとかパインアメ、とんこつラーメンなどの、日本限定の味をサブスクで海外に届けるサービス。
もうひとつは、地方の老舗のお菓子や和菓子をサブスクで海外に提供するサービスをやっているようです。
1箱35ドルくらいで提供しているとのこと。
日本に住んでいると当たり前で気づかないですが、日本の新しい商品を作るサイクルはとても早いそうです。
海外では、もちろんお菓子はたくさんあるものの、伝統的なお菓子をずっと販売し続けていて、新しい商品のサイクルはほとんどないそうです。
そこに目をつけて、近本さんは日本の早いお菓子のサイクルを海外で提供するサービスを始めたとのこと。
海外の需要の変化
もともと、日本のお菓子は海外でも人気があったもの、最初はいわゆる「オタク層」に人気があったようなのですが、今は一般層の方も買っているそうです。
特にコロナ禍で、日本に行けない人が買っているという部分があるようです。
では、コロナが終わって日本に行けるようになったら、売上が減るのか?
というと、そんなこともなくて、自分の国に返った後に欲しくなって注文する人がいるのではないかと散弾しているようです。
日本のお菓子と選別
日本のお菓子はとても美味しくて、バリュエーションが広い。
海外はずっと同じものを作り続ける。
日本はすぐ新しいものが出る。
しかし、日本のお菓子はサイクルが早すぎて、普通では海外で売るのが難しい。
そこに目をつけたのが近本さん。
何より苦戦するのは商品の選び方。
商品を選ぶ際には1ヶ月位かけて商品を選ぶそうです。
お客様を飽きさせないように毎月違うものが届けられる。
バイヤーは日本人で、日本人が選ぶ本物の、期間限定、地域限定を集めています。
ですが、そのままだと日本人の価値観の押し付けになってしまう。
そのため、海外のマーケッターに話して販売する商品を決めるようにしているそうです。
つまり、サブスクで販売する商品は、日本人のマーケッターと海外のマーケッターの混合で決めている。
だからこそ、今人気のサービスとなっているとのこと。
味だけじゃなくてストーリーに興味
また、そんな日本のお菓子を海外に届けるサブスクサービス。
人気なのは味だけじゃなくてストーリーに興味を持たれている部分もあるようです。
200年、300年の伝統文化。
そのような伝統文化を続けている国は少ないそうです。
日本は津々浦々、江戸時代からのお米とか地域性や伝統を大事にしているメーカーが多い。
本当は、そうした伝統を守り続けるのはすごくむずかしい。
機会が古くなってしまったりして手間がかかる。
だけど、日本人、日本の伝統お菓子メーカーは伝統を紡いでいくためにやっている。
そういうのは海外ではないらしくて、感動を生んでいるようです。
そもそも、海外向けにサブスクをやろうと思ったキッカケ
そもそも海外向けにお菓子のサブスクをやろうと思ったキッカケはなんなのか?
もともと、近本さんは新卒で国内向けのECサービスをやっていたそうです。
ところが、都心で働いていると、海外から日本にインバウンドが増えていることに気づいたそうです。
日に日に外国人が増えている。
そして、爆買いをしている。
それを見て、「勝ち目がある」と思って、
海外向けサブスクサービスに勝ち目があると思ったそうです。
国内でお菓子のサブスクはなかったものの、
海外では普通にサブスクがあった。
それを参考に毎月固定でお菓子を送り続けるサブスクのサービスをやろうと考えたそうです。
で、その対象の国をアメリカ向けにするか中国向けにするか?
考えた上で結局アメリカにしたそうです。
中国はその当時、東日本大震災のあとだったので輸入制限があり、むずかしく、アメリカに決めたとのこと。
もともと英語ができたわけではない、(今も苦手)近本さんは、株式会社ICHIGOを創業するパートナーが英語が堪能だったので、アメリカでやろうと思ったそうです。
まさに、2014年頃、アメリカでサブスクがブームになっていたので、そこに参入する形で日本のお菓子のサブスクを始めたそうです。
外国人と日本人の融合
とはいえ、そもそも日本人と外国人で考え方が違う。
日本人の感覚で会社づとめをさせようとしても通用しない。
その感覚が外国ではないから。
だけど、株式会社ICHIGOに働く社員の60~70%は外国人。
うまく融合させながら会社を回しているようです。
近本さん自身は英語はできないけど、パートナーができる。
そんなふうに、それぞれが得意なものがあるので、得意なことをやればいいと思って会社を始めたそうです。
特に外国人の社員を採用するにあたって給料を上乗せしたりしなかったそうです。
そもそも、入社してくれる社員が、株式会社ICHIGOのプロダクトを好きで入ってくれる人が多いから。
つまり会社のファンが多いようです。自身の社内に。
自分の好きな商品を販売するのだから、会社の層が厚くなり、会社がどんどん大きくなっていく。
というのもうなずけます。
学びになったこと
今回の近本さんの話しで特に参考になったと思ったことをまとめていきたいと思います。
得意なものを突き詰める重要性
得意なものを突き詰めるという話しがとても参考になりました。
近本さんは英語ができるわけではない。
また、以前会社を経営してきた実績があるわけではない。
そこで、近本さんは集まってくれた社員を頼りにしながら、自分の得意なことを突き詰めて会社をここまで大きくしていったそうです。
本当にそれって大事なことだなと思います。
これこそ、まさに日本人の苦手とするところ。
日本人は変に生真面目なところがあり、
「苦手なことも避けてはいけない。」
という文化みたいのが根付いているように思えます。
ですが、そうではなくて。
この近本さんのように。
「英語ができない。」
という苦手があるのであれば、その苦手は他の人に任せればいい。
自分は自分の得意なことをする。
そうすることで、ここまで会社を大きくしてきた実績があります。
僕自身、会社員として働いていた時、苦手なものも避けて通ってはいけない。
と言われてきたし、思ってきました。
でも、その結果、うまくいったのか?
と、言われると、そうでもありません。
むしろ、もっと得意なことを伸ばしていけば、もっと違う人生を送れていたのかな?
なんて考えたりしています。
もし、この記事を読んでくださっているあなたが。
僕と同じように、
「苦手なこと」ばかりに目を向けてしまって、
得意なことをおろそかにしてしまっているのであれば・・・
改めて、「得意なこと」に意識をして、
そこを伸ばすことに注力する。
そのことの重要性を思い返してみることも大切かもしれません。
もちろん、アフィリエイトにおいても。
自分は得意なことに集中して、
苦手なことは人に任す。
このような考え方を取り入れていくことで、会社は人は成長していけるんだなと改めて実感できました。
来週も楽しみです。
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