【価値観と考え方は人それぞれ】天沼社長がエアクロを立ち上げた3つの礎。TBSラジオMeet Up株式会社エアークローゼット天沼聰社長の話

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こんばんは!

いつも応援していただき、ありがとうございます。

apa(あぱ)です(^^)

今日は『TBSラジオMeet Up株式会社エアークローゼット天沼聰社長の話』について書いていきます。

 

TBSラジオMeet Up株式会社エアークローゼット天沼聰社長の話

今回は、株式会社エアークローゼット天沼聰社長の話でした。

なるほど・・・

普段着のサブスクサービスなんてあるんですね。

いま、なんでもサブスクになるんだな・・・

なんて感じながらも、改めて聞いていくとすごくビジネスの将来性が高いんだなと思いました。

1週目は、天沼社長がどういった経緯で、エアクロを開業するに至ったのか?

という話しでした。

 

自分のやりたいことを形にしていく

天沼社長の生い立ちというか、家系はまた今まで登場された社長とは一風変わっていて、

 

  • お父様は開業医
  • おじいさまは小さな商社
  • おじさまは飲食

 

を、それぞれ経営されていたそうです。

 

そういった意味では、天沼社長の「服のサブスク」とは何の関わりもないのですが・・・

 

でも、天沼社長は子供の頃にそうした親や、血縁の人たちの影響を大きく受けたと言っています。

 

それが、

 

自分のやりたいことをちゃんと形にしていく

 

ということ。

 

なるほど。

確かに、ビジネスそのものに、直接的な関わりはないものの、

「自分のやりたいことをちゃんと形にしていく。」

という観点では、家族のみなさまの経営スタイルは、天沼社長の経営と近いのかもしれませんね。

 

今までは日本ではなかった、服のサブスクというサービスを立ち上げて、

主流にしてしまうんだから。

しかも、後述しますが、その礎となる考え方がこれまたすごい・・・

 

とにかく、そうして、

「自分のやりたいことをちゃんと形にしていく」重要性。

とても参考になりました。

 

人生にとって時間は有限

その後、天沼社長が小学生の頃に開業医だったお父様が他界。

 

そのとき、天沼社長は、

 

「人生案外起こりえること」

と学んだそうです。

 

僕たちは毎日当たり前のように人生を生きている。

そんな人が多いと思いますが、

当たり前ですが、時間は有限。

人生にとって時間は有限。

 

そのことを、天沼社長はお父様の死から学んだそうです。

 

それで思い立って中学校の時に短期留学。行き先はイギリス。

 

そして、高校で単身海外で3年間過ごして、

また大学もイギリスで過ごされたそうです。

 

時間は有限。

だから、できることをやっておくことが大事なんですよね。

 

僕も余談ですけど、高校の時にオーストラリアにワーキングホリデーでいったとき、

「このままオーストラリアで過ごしたい。」

と高校生ながら思っていました。

あのとき、その道に進むのも一つの選択肢だったんだろうな、

と今は思います。

人生は有限だから、決断して自分で行動していかないとならないですね。

 

価値観と考え方

これは僕自身もオーストラリアにワーホリでいったときに感じたことなんですけど・・・

 

天沼社長ご自身もイギリスにいって価値観がからっと変わったそうです。

 

最初に感じたことは、

 

「自分がこれまで生活してきた当たり前は全く当たり前の人じゃない人がいるんだ。」

 

ということ。

 

僕たちが日本で住んでいて当たり前に考えていること、当たり前にしていることはグローバルの目線からすると当たり前のことじゃない。

 

天沼社長はその、感覚に驚いて、

「価値観の違うところで生活したい」

と思って、そのまま海外での生活を選択しました。

 

そして、その海外での生活が今の経営哲学にも生きているそうです。

 

人はみな、価値観も考え方も違う。

そして全員の価値観も考え方も正しい。

チーム作り一人一人の考え方を大前提とする。

一人一人に役割があってその役割が大事。

 

この考え方を海外で培ったそうです。

 

なんか、全くその通りなんですよね・・・

 

今の日本の、古くからある会社ってどうしても、

トップダウン。

鎖のシステムが多いんですよね。

 

「会社がこうといっているんだから従うのは当たり前。」

「社長の発言が絶対正しい。」

 

そうした古き悪しき習慣がはびこっている部分が日本の企業にはまだあるように思えます。

 

だけど、本当は。

天沼社長が言っているように、価値観も考え方も人間なんだから違うのは当たり前。

 

大事なのはそうした価値観や考え方に応じて人それぞれに適した役割を与えること

 

本当は会社ってそうあるべきなんだろうな、と自分自身の過去、会社で受けてきた扱いなどを振り返って改めて感じました。

 

足りないスキルを追い求める。避けるんじゃなくて

そこから、天沼社長は、大学卒業後に日本に帰国。

 

2003年にコンサルティングファームに入社して、

2011年(?)に楽天に転職しました。

 

楽天に転職できるって言うこと自体、

そして楽天の中で三木谷社長とプロジェクトをこなしているって言うこと自体、すごいなと感じるのですが・・・

 

最も僕が感銘を受けたのがその行動。

 

別に元々コンサルティングをしたかったわけでもなくて。

楽天で骨を埋める覚悟があったわけではなくて、

天沼社長はそれらを、

自分が社長になるにあたって足りないスキルを得るために選定しています。

 

もともと、天沼社長の頭の中には理想の「社長像」があった。

 

だけど、大学を卒業した時点では、全然足りない。

 

そもそも、プレゼンが苦手で、大学の発表の時にはペーパーをもってプルプルと手が震えていたくらい。

 

で、あらためて社長像をイメージしたときに、

「自信を持って堂々と話している自分になりたい。」

その練習できる場所はどこだろう?

と考えてコンサルティングファームに入社します。

 

さらに、そこから。

みんなの仲間の代表として自信を持って堂々と話している。

そんな理想の社長像に近づくために、楽天に入社して三木谷社長からいろいろ学んだそうです。

 

で、社会人になって11年で企業。

自分が身につけたいと思ったスキルセットを身につけた状態になれたから。

とのことでした。

こういう自分になったら起業しよう。

と考えて、そんな自分ができあがったので起業したとのこと。

 

一番すごいな、と感じるのは、苦手なことを客観的に、俯瞰して捉えていること。

普通の人って苦手なことがあったら避けると思うんですよね。

 

  • 恥ずかしい思いをしたくない
  • 笑われたくない
  • 苦しい思いをしたくない

 

そう思って、苦手なことを避けるのが当たり前。

 

だけど、天沼社長はお話を聞いている限り、

そうした苦手なことを「感情」を交えず、

あくまで苦手なものは苦手なものと捉えている印象がありました。

 

社長になるためには、そうした苦手なものを乗り越えていかないとならない。

乗り越えるためには何をすればいいのか?

というのを冷静に客観的に考えているようでした。

 

その考え方が本当にすごいなと思いました。

 

ちなみに、天沼社長が企業にするに至ったのは、以下の3つをきちんと学べたと思ったから

 

・組織作り
・多種多様の人と仕事をする方法
・世界でのビジネスシーンを見ておきたかった

 

これら3つを学ぶことができたので起業するに至ったそうです。

 

「ライフスタイルを豊かにする」という選択肢

そして、最後に。

 

天沼社長は、エアクロを起業することになるのですが・・・

 

決して、起業する前から、

「服のサブスク」

をやろうと考えていたわけではありませんでした。

 

むしろ、3人の仲間で、

「起業しよう」

とまでは決めていたけど、何をやるかは全くの白紙状態だったそうです。

 

で、3人で数十個、数百個ビジネスモデルを出して、

軸を決めて、スキルセットとのマッチ度合いとかいろいろ話し合いました。

 

でも、最終的には、そうした選択肢やスコアを無視して、

「会社としてやるべきことを選ぶべき」

「自分たちが心からいいと思うもの、必要と思うものに時間を注いだ方がいい」

と思ってそれまでのアイデアをすべて捨ててエアクロを起業しました。

 

その礎にあったのが「ライフスタイルを豊かにする」というもの。

 

全員平等で持っているけど不平等になり得るものは時間。

使い方によっては不平等。

面倒、億劫と考えている時間はマイナス。

反面、ワクワクしていたら時間の価値は高まる。

一分一秒でもいいから時間の価値が高まることをしよう。

 

このように、起業当時の仲間と考えあったそうです。

 

それで最初のスローガンも、

 

ワクワクが空気のように当たり前になる世界へ。

 

というものにしたそうです。

 

で、「ワクワクするものはなんだろう?」

と考えてファッション。

元々、専門分野でも何でもなかったけど、やってみることにしたそうです。

 

流行って廃れていくものではなくて、

ライフスタイルを豊かにすることをしよう。

 

そうして始めたのがエアクロでした。

 

結局、ここに、天沼社長の礎となる考え方。

「価値観と考え方は人それぞれ。」

が生きているように感じます。

 

楽天をやめた当時は「起業する」とは決めていたものの、

何をするかは全く決めていなかったそうです。

 

おそらく、そのときに一番重要視していたのが価値観と考え方。

 

以前この記事でも書いたんですけど、

「何になりたい?」の呪縛を解くために出会いの場に足を踏み入れる重要性
「何になりたい?」はあくまでも職業の名前で本当に自分がしたいこととは別物の可能性があります。大事なことは、どうなりたいか?何をしたいか?それを考えるために、まずは出会いの場に足を踏み入れて自分の視野を広げることが大切です。

 

天沼社長も、

「何になりたいか?」

ではなくて、

「何をしたいか?」

「どうなりたいか?」

という価値観を重要視したんだと思います。

 

固定観念で「カチッ」と物事を決めてしまうのではなくて、

価値観と考え方を重要視して、

 

「人々のライフスタイルを豊かにすることをしたい。」

と考えて、エアクロにたどり着いた。

 

僕の言葉不足でうまく伝えられていないかもしれませんが、

形としては「無計画」みたいな形で楽天を退職していますが、

天沼社長がエアクロを起業したのは「なるべくしてなった」

と感じざるを得ません。

 

まとめ

天沼社長は、

 

  • 価値観と考え方は人それぞれ
  • 自分がやりたいことをちゃんと形にしていく
  • 人のライフスタイルを豊かにするビジネスがしたい

 

この3つの考え方のベースの上で、エアクロを起業しました。

 

どれも欠かせない、重要な学びですが、

僕が今回、天沼社長の話を聞いて切に感じたことは、

 

「価値観と考え方は人それぞれ。」

 

そのベースが、天沼社長の根底にあったからこそ、

 

人々のライフスタイルを豊かにするものはなんだろう?

時間!

時間は平等であって平等でない

時間を有効活用できていない人のために少しでも役立つことをしたい

それはなに?

忙しいママでも、自分で頭を使わずにファッションを楽しめるエアクロ

 

この考え方に至ったんだと思います。

 

価値観と考え方は人それぞれ。

そういう柔軟な発想を持つ天沼社長だからこそなしえたことなんでしょうね。

 

そしてそれと同時に。

その価値観と考え方を学ぶために、学生時代に10年近く海外に居続けたその行動力もすごい。

 

やはり、

 

  1. 行動力
  2. 意思貫通力
  3. 柔軟性

 

この3つ礎が、天沼社長の今のビジネスの礎にあるんじゃないかと、勝手ながら考えました。

 

来週も楽しみです。

 

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