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apa(あぱ)です(^^)
今日は『TBSラジオMeet Up、羽生善治さんの話し』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up、羽生善治さんの話し1
さて、いよいよ今回の分と次回の分でTBSラジオMeet Upは最終回です。
前回も書きましたが、TBSラジオMeet Up。
聴き始めた当初は、すごい経営者ばかりがゲストとして参加されていて、毎回とても勉強になっていました。
しかしここ最近は、色々変わってしまったのか、あまり名のしれたゲストが参加されず、正直、
「うーん、これどうだろう・・・」
と、思ってしまう内容の放送が多かったです。
でも、最後はあの将棋界のレジェンド、羽生善治さんです。
やはりとても勉強になりました。
Meet Up | TBSラジオ | 2022/09/17/土 16:30-17:00

10年後を見据えた一手
羽生善治さんは、以前から番組パーソナリティーの岩瀬大輔さんとは交流があり、よく岩瀬大輔さんのライフネット生命でも登壇されていたそうです。
羽生善治さんは、12年前、大山先生という棋士と対局。
本来は理屈でベストな答えを導き出すのがプロ棋士だが、大山先生は全体を見てそのイメージから答えを導き出す。
12年経った、羽生さんはその域には到達できていないと悔しい思いを吐露していました。
しかし、将棋においては、目の前の一局に勝つことだけじゃなくて、未来のために、10年語を見据えた手を打つことがあるそうです。
この一局に勝つためには、ベストな一手は他にあるけど10年後を見据えると、リスクを背負ってでも別の手を打たないとならないことがあるそうです。
それはやはり、ビジネスの世界でも同じことが言える部分はあり、目の前のことだけを考えたら、
「こうするのがベスト」
と、思うようなことがあっても、先々のことを考えたら試しておかないとならないことがある。
リスクを犯してでもやらないとならないことがある。
そういうのは、将棋でもビジネスでも共通している部分があるのかもしれません。
羽生善治さんから見た藤井聡太さん
やはり、羽生善治さんが登壇されると、気になってしまうのは藤井聡太さんのことをどう思っているか?
ということ。
簡単にふれる程度でしたが、このように語られていました。
藤井さんは先日20歳になったばかりだけど、すでに将棋が完成されている。
普通の棋士は、攻めは弱いけど守りが強い。
守りが弱いけど攻めが弱い。
という得手不得手があったりするけど、藤井聡太さんはそうした隙が見当たらない。
そういう部分が今までの棋士と違う。
と、話されていました。
デビューの気持ちを大切に
これまで2000局以上対局してきた羽生善治さんに対して、
「これまでの中で一番印象に残っている一局は?」
という質問が出ました。
羽生善治さんは迷わず、
「デビュー戦」
と語られていました。
緊迫感が一番印象に残っていて、
その時の気持ちを大切にしていかないとならないなと感じているそうです。
これまた、ビジネスにおいても同じで、
「初心忘れるべからず」
という言葉があるように、僕たちもビジネスにおいて、初心を忘れてはならないんだと改めて思わされました。
ビジネスを始めたときは緊張感を持って取り組んでいたのに、時間の経過とともに気持ちが変化してしまう。
そういうのはよくないんだと改めて思い知らされます。
結果が出ないときの考え方
羽生善治さんは今、違うステージで挑戦する努力を重ねているようです。
このあたりがあまり、放送内容を聞き取れなかったのですが、タイトルに再チャレンジするという意味合いでしょうか。
どちらにしても、そうした今までと違うステージで取り組む上で、今はいい感じでモチベーションを保てているそうです。
結果が出ていないときは何かをやらないとならないので変化しやすい。
そのため、バランスを取りながら取り組んでいくことが大事と語られていました。
確かに、思うように結果が出ないときは悔しくて仕方ないですが、でも、それはそれで、とても重要な機会。
結果が出ないことを受けて、また別のチャレンジをすることで大きく成長できる。
「結果が出ないからすべてダメ」
と、落ち込み、凹むのではなくて、それを成長の機会と捉えて、新たな物事に取り組んでいくことが大事なようです。
細かいことは気にしない
今回の話、全体的にとても勉強になったのですが、中でもこの話が特に印象に残っています。
羽生善治さんは、もう何十年も将棋をやってきて、今、
「細かいことを気にしない。」
ことを大事にしているそうです。
うまくいかない時。
凹んでいたら進まない。
次に向けて進んでいかないとならない。
一心に結果を受け止めてしまうと、個人競技なので前に進まない。
反省や改善はしないとならないけど、それが終わったらなるようにしかならない。
そのように考えているそうです。
これはとても大事な教えですよね。
僕たちも普段、なにかうまくいかないことがあると落ち込んだり凹んだり、悩んだり迷ったりしてしまうと思います。
だけど、羽生善治さんはそうではない。
全部を受け止めていたら一向に前には進めない。
反省や改善をした上で、あとはもう、なるようにしかならない。
その重要性を語られていました。
羽生善治さんの領域に到達することは無理でも、僕たちも、ひとつひとつの失敗や予想外の事態に落ち込んだりせず、切り替えながらやっていく姿勢を持つことが大事なのかもしれません。
年齢による時間の感じ方
そして羽生善治さんは、年齢によって、時間の感じ方にも変化が生じているそうです。
若いときは時間は無限だと感じていた。
だけど、40代、50代になり、時間が限られているということをリアリティを持って感じてくるそうです。
個人的な話ですが、昨日、大学時代の仲間たちと久しぶりに会食してきました。
20代の頃はみんな生き生きとしていたけど、
基本的にはまだ変わらないけど、
みんなそれなりに変化していました。
っていうか、大半は子供ができていました。
そう考えると、やっぱり時間を経過しているんだなと感じさせられます。
時間は有限。
そう思って、目の前のことに全力で取り組んでいくことが大事なんだなと感じさせられます。
まとめ
今回は、羽生善治さんの話しでした。
やはりとても勉強になります。
以前に、
この本を読んだことがありますが、やはり羽生善治さんの考え方はとても勉強になります。
今回のこの記事で書いた内容は、ほんの一部。
他にもかなり深いことをたくさん話されていたので、ぜひラジオ放送を聴いてみてください。
Meet Up | TBSラジオ | 2022/09/17/土 16:30-17:00 https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20220917163000
しかし、来週でこのTBSラジオMeet Upも終わり・・・
うーん、これから日曜日の記事はどうしよう・・・
とにかく今週はとても参考になる回でした。
また来週が楽しみです。
最後にもう一度、今回の話しで一番印象に残った言葉を。
反省や改善をした上で、あとはもう、なるようにしかならない。
この言葉をしっかりと胸に刻んで、僕自身日々の作業に取り組んでいきたいと思いました。
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