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apa(あぱ)です(^^)
今日は『TBSラジオMeet Up株式会社タニタ社長谷田千里さんのお話1』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up株式会社タニタ社長谷田千里さんのお話
今週もいつものように、TBSラジオMeet Upのレビューを書いていきます。
今週は、株式会社タニタの社長谷田千里さんのお話です。
体重計やタニタ食堂で有名な株式会社タニタ。
3代目ということで、なんだか自分が父の会社に入社したときのことを思い出しながら、他人事じゃなく聞いていました。
点と点があとから線でつながる
スティーブジョブズのスピーチでも有名なこの言葉。
まさに、谷田社長は身をもってそのことを体験したそうです。
おじいさまが創業者で、お父様が2代目。
4人兄弟の次男として生まれた谷田千里社長。
最初はタニタを継ぐつもりはなかったそうです。
しかし、子供の頃、ご自身が家族の料理を作ったり、
高校卒業後に調理師学校にいったりとなにかと食との関わりがあったそうです。
本当は高校卒業後、調理師になるつもりでいたけど、ヘルニアの影響で断念。
その後、短大に行き、4年生に編入してコンサルティング会社に就職という経歴を持ちます。
そのような経歴ではあったものの、振り返ってみれば調理師としての勉強が現在のタニタにつながっているそうです。
まさか、自分がタニタを継ぐことになるとは思っていなかった。
4人兄弟の次男だし。
でも、いざ継ぐことになったら、その当時の調理師としての経験がとても役立っている。
点と点があとから線でつながる。
当時は全くつながると思わなかったものがあとから線でつながる。
そのことを身をもって思い知らされたそうです。
でも、これ本当に僕たちの日常においても同じことがいえるんじゃないかと思います。
僕たちの日常も、普段何げなく見過ごしてしまっている経験。
当たり前のようにやってしまっている経験があとからどうつながるかなんてわかりません。
と、僕も過去の経歴を思い返しましたが、今パッと思いつく、線でつながった経験が思い出せないんですけど(笑)
でも、あえて言うなら携帯電話会社の時に、社長がやっていた社長講座。
社長がご自身の知識を元に毎月講座を開いてくださる会。
そこで、こういう文章の基礎を学べた経緯はあります。
でも、そうして振り返ってみるとやっぱり僕も過去は、
「どうせこんなもの未来に役立たないよ。」
と思っていた物事が意外と今生きていたりする。
そんなものは僕が偉そうに書かなくても、同じように感じている人は多数いると思います。
きっと、この記事を読んでくださっているあなたも、過去のいろいろな経験が積み重なって、意外な経験が今の仕事やビジネスに役立っている。
そう思う部分はあると思います。
そう考えたら、やはり、一つ一つの経験をおざなりにせずに、きちんと向き合っていくことが大事なんだなと改めて思います。
点のところから嫌だというなよ
先ほどの話とつながることですが、そうして大学を卒業したあと、谷田社長は船井総合研究所というコンサルティング会社に入社します。
そこで経営者の基礎を身につけた。
・・・ことに変わりはないものの、さいしょは地味な仕事ばかりだったみたいです。
ハガキの切手貼りとかの単純作業。
能力があれば次のステップである企画書を作ったりできるけど、最初はとにかく地味な仕事をやってきたそうです。
その経験から谷田社長ご自身が、今の若者にいたいことは、
点のところから嫌だというなよ。
今のことを真剣にやりなさい。
ズシリと来る言葉ですね。
人生、何がどう、将来につながるかわからない。
今は苦痛にしか思えていないことが、将来に実は役立つかもしれない。
天の段階では苦痛にしか思えないことも、線になってやっと意味を帯び始める。
そう考えたら谷田社長の言うように、今は意味がないように思えることでも、真剣にやらないとならないんですよね。
本当に勉強になります。
アフター5も仕事
その後、船井総合研究所を経て、父の会社である株式会社タニタに入社。
コンサルティング会社出身と言うこともあり、最初、谷田社長はゴリゴリに経営に意見を言って、経営陣から反発を招いたそうです。
結局、島流しみたいな形で、現谷田社長は、タニタアメリカに出向させられました。
でも、これもまさに、「点」のひとつだったようで。
この経験が、現在に生きています。
というよりも、谷田社長にとって、アメリカにいったのがかなりのターニングポイントだった。
アメリカの社長はバリバリ働いていたそうです。
それは、昔気質のず~っと仕事しまくる、という意味ではなくて。
やはりアメリカ人の発想というか。
「アフター5も仕事」
と言われたそうです。
つまり、仕事終わりに飲みに行くのも仕事で、必ず経費として請求しなさいと口酸っぱく言っていたそう。
でもそういう飲み会がチームワーク向上につながっていた。
部下の方はおごられるからただ楽しく飲んでいるだけだけど、
上司は仕事としての形を作るのが役割。
ただ飲み会で終わらせるのではなくて、チームワーク向上につなげていました。
いわゆる、日本の飲みニケーションとは違う。
日本の飲み会では、ただグチグチと上司の陰口を言うケースが多いけど、アメリカはそのダラダラや陰口がない。
とにかくそこでチームワークを向上させていると言っていました。
やはり日本人もそういうところを学ばないとならないなと思います。
いまだに、日本人の会社同士での飲み会は陰口が横行しているように思えます。
そうではなくて、会社が主導となって飲み会も仕事の一環として風潮にする。
そうすることでチームワークを向上させる。
こういうのってどの仕事においても本当に大切なことだと思います。
感情や心こそが人を動かす
上記のアメリカの経験があって、谷田社長は変わった。
つまりかなりのターニングポイントだったと言っています。
日本でゴリゴリに経営陣に反発していたときは、とにかくロジック攻めだった。
ビジネスをロジックで動かしていくつもりだった
でも、アメリカに行って、感情や心こそが人を動かすのだと学んだそうです。
これ、本当に大事なことですよね。
谷田社長はあくまでも、
「ロジックができている上での話」
と付け加えておりましたが、確かに、感情や気持ちを伝えられないと人は動きません。
ロジックだけでは人は動かない。
そのことの重要性を僕自身、今かみしめながら改めて学ばされたようです。
まとめ
少し字が余ったのでまとめを。
株式会社タニタの社長谷田千里さん。
最初は父の会社を継ぐつもりなんてなかったって言うのが意外でした。
あれだけ大きな会社なのに。
でも、会社に入社する前にいろいろやった経験が今に生きているんですね。
点と点が線となって結ばれる。
だから今やっていることに真剣に向き合わないとならない。
このことは本当に勉強になりました。
目の前のことを無意味だと思っておろそかにしていると、線でつながる点もできなくなってしまうんですよね。
改めて目の前のことに一生懸命取り組む重要性を学んだ気がします。
来週もとても楽しみです。
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