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今日は『TBSラジオMeet Up NOSE SHOP株式会社代表取締役社長中森友喜さんの話』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up NOSE SHOP株式会社代表取締役社長中森友喜さんの話
今日は、TBSラジオMeet Up NOSE SHOP株式会社代表取締役社長、中森友喜さんの話です。
NOSE SHOPの詳細
まずは、NOSE SHOPの詳細についての話から始まりました。
ニッチフレグランスという香水を取り扱う会社で、全世界から集めた600種類以上の香水を販売しているそうです。
ニッチフレグランス・・・
あまり訊き馴染みのない言葉ですが、独創的な香水のことを言うようです。
たとえば、ゴミから作り出した匂い。
オレンジの皮のゴミ
アップルの皮のゴミ
ゴミを組み合わせたゴミの花。
そのような、特殊な匂いの香水を扱っているようです。
「ゴミ」からつくられた香水というと、抵抗を覚えてしまいますが、実際の香りはすごくさわやかで明るい気持ちになる清潔感のある香りのようです。
ニッチフレグランスの流れ
ニッチフレグランスの流れそのものは、脱大量生産の流れの一つ。
30年くらい前から始まって、20年くらい前から盛り上がり始めたそうです。
今も、だんだんと盛り上がってきているのですが、
日本の香水のマーケットそのものが少なく、
欧米の香水マーケットからすると、日本は「砂漠マーケット」といわれるくらい、小さな市場なようです。
そんな砂漠のマーケットで香水のショップを始めるなんて、まさに挑戦だったようです。
NOSE SHOPの考え
そんな中ではじめたNOSE SHOP。
部屋の香りやキャンドル、アロマなど。
体につけるだけではなくて、いろいろなところで、香水を使ってもらいたいという願いがあるようです。
今、コロナの影響もあり、自分と向き合う時間が非常に増えています。
視覚や聴覚を使う機会が増えています。
そして、視覚や聴覚を癒す方法ばかりがピックアップされますが、
たまには、違う五感に焦点を当ててみてはいかがですか?
というコンセプトで、NOSE SHOPは、香水を取り扱っているそうです。
香水と向き合ったキッカケ
NOSE SHOPの中森さんが、香水と向き合うことになったキッカケは、アレクサンドロスさんとの出会いだったそうです。
もともと、中森さんは海外のコスメブランドをやっていたのですが、その流れで香水のクリエイターと交流を持つようになりました。
で、そうした香水のクリエイターとやり取りをしていると、すごくイキイキしている。
そうした香水のクリエイターに興味をもつようになり、その世界では有名な、アレクサンドロスさんが日本にきたときに、すごく惹かれたそうです。
アレクサンドロスさんはその香りづくりの情熱がすごく、ドキュメント映画担ったほどの人物。
日本に来た理由が、富士の樹海の香りがかぎたい、渋谷のスクランブル交差点の香りがかぎたいという、ちょっと変わった理由からだったそうです。
そして、中森さんは、そのアレクサンドロスさんと出会い、
「ファンです!私もいつか香水のビジネスをやってみたいと考えているんです!」
といったそうです。
その発言に対して、アレクサンドロスさんは、こう返したそうです。
「香水のお店は30cmのスペースがあればできるもの。いつかっていつなの?30cmのスペースすら確保できないの?」
と。
それに対して、中森さんは、
「今やります!」
と返したそうです。
そこから、中森さんの香水のビジネスがスタートしたそうです。
日本の香水ビジネスの現状
日本では、ファッションはバリュエーション豊か。
なのに香りは普通。
前述のアレクサンドロスさんからすると、考えられないことのようです。
実際、中森さんは、先程、
「今やります!」
といったにも関わらず、実際に、香水のビジネスをスタートするのに3年位かかったそうです。
当時は卸売。
営業で、お店に香水を持っていって、売ってもらうように話し続けたそうです。
でも、どのお店にも断られてばかり。
「香水なんて売れないので持ってこられても困ります。」
と。
そこから、自らショップを開いて、香水を販売したそうですが、案の定大失敗。
全く売れなかったそうです。
ニッチなビジネス展開
だけど、そこで、中森さんは折れなかったそうです。
アレクサンドロスさんとの約束があった、というのも一因ですが、
さきほどの、ショップ。
大失敗ではあったものの、ある数量売ることはできたそうです。
その「売れた」という事実が自信に繋がったし、
「こういうお店が欲しかったんです。」
というお客さんからの声もあったようです。
その後・・・
その後、さらに、香水のビジネスを推し進めて、
ニッチフレグランスだけに絞った、特化型の販売にしたそうです。
もちろん、周りには反対されたものの、
「お客さんとコミュニケーションをして、しっかりと魅力を伝えていけば売れるんじゃないか?」
と、考えて反対を押し切ったそうです。
そうして、
やってみてもダメで、それでも続けて、
今、成功するに至ったそうです。
今回の話しから学んだこと
最後に、今回の話しから学んだことをまとめていきます。
いつかはいつ?
これは、本当に心に突き刺さる言葉ですね。
テレビドラマなどではよく聞く言葉ですが。
確かに、
「いつかいつか」
と後回しにしていることは、大抵はやらずじまいで終わってしまうんですよね。
この記事を読んでくださっているあなたは、
「いつか」
と後回しにしてしまっている物事がどれくらいありますか?
あとであとで・・・
と、後回しにしていると、結局大切な機会を失ってしまいます。
確かに、どうしてもできないこともあるのかも知れませんが・・・
でも、実際は、たいてい、「あとで」というのはやらない言い訳。
あとになって、「やっておけばよかった」と後悔する物事ばかりです。
後回しにするのはよくない。
やるなら早いうちにやった方がいいということを、
改めて教わったようなエピソードでした。
ニッチな産業
今回の話しですごく勉強になったのは、
中森さんが、
「こういうお店が欲しかった」
という数少ないお客様の声に呼応してビジネスを展開したこと。
確かに、数としてはすごく少なかったニーズ。
普通のビジネスマンだったら、そんなところに注力しないような、そんなビジネス。
だけど、そのニッチに取り組んだからこそ、
今のNOSE SHOPがある。
実際、世の中のビジネスはほとんど、
「ニッチ」というのは、相手にしていない場合が多いです。
でも、今、世の中に出回っているサービスのほとんどは「ニッチ」からスタートしています。
ニッチだからといって、軽視していると、大切なビジネスチャンスを失ってしまいます。
それどころか、本当は「ニッチ」にこそ、ビジネスチャンスがあるといえます。
この記事でも書いたように、誰もが好きなものは誰も好きじゃない。
一人の人が好きなものに注力する。
これがビジネスの根幹であるということを改めて思い知らされたような気分です。
来週のエピソードも楽しみです。
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