【ビジネスを通じて何を送り届けるか?】言葉一つ一つがアートだったスープストックトーキョー遠山社長のお話2。TBSラジオMeet Up

Meet Up

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こんばんは!

いつも応援していただき、ありがとうございます。

apa(あぱ)です(^^)

今日は『TBSラジオMeet Up、株式会社スマイルズ(スープストックトーキョー)遠山正道社長のお話2』について書いていきます。

 

先週に引き続き、スープストックトーキョー遠山社長のお話。

 

とても勉強になったのでシェアしていきたいと思います。

 

スープストックトーキョー遠山社長のお話2

ということで続き。

なんだか、このh2タグ、h3のククリが面倒くさい。

形式って嫌だな、と今更ながら思う今日この頃。

 

話し方

なんかいきならい100%脱線しますけど(笑)

 

今、ラジオで話されていた内容を見返して、

正直、今週の内容。

勉強にはなったものの、

過去のスープストックトーキョーの偉業の話が中心で、

どのような工夫をされたのか、

どのような機転を利かせたのか、

どのようにピンチを乗り越えたのか、

あまり話が多くなかったように思えます。

 

でも、最も参考になった?

と思えるのが、話し方。

 

今まで、このTBSラジオMeet Upの内容。

 

耳で内容を聞きながら、

メモ帳でメモして、

そのメモを参考に本文を作っていました。

 

でも、いくら、それなりにタイピングに自信があるからといって、

ラジオで話される内容を一言一句まとめながらメモしていくのは意外と楽ではない。

 

どの社長のお話も参考にはなったものの、

「聞き逃す」

ことが何度かありました。

 

要は話す速度が速くてメモが追いつかないと言うことが何度かあったんです。

 

だけど、今回のスープストックトーキョーの遠山社長のお話。

 

気づいたら、スルスルメモすることができる。

 

「あれ?タイピング速度上がったのかしら?」

なんて、調子に乗りたくなったものの、

メイン司会の岩瀬大輔さんが話すとやっぱり、

タイピング速度はギリギリになる。

 

そこで気づいた。

 

「あ、遠山社長の話す速度がゆっくりなんだな。」

と。

 

で、そうして聞いてみると、すごく話し方がゆっくり。

 

この動画、僕はまだ視聴していないんですけど、

遠山さんの話す速度を知ってもらうために、

参考にYou Tubeから引っ張ってきました。

 

この動画を見ていただければわかるように、

遠山社長の話す速度。

 

すごくゆっくりです。

 

うーん、でもそれは言い得ていない。

 

ラジオの中でも話されていましたが、

遠山社長はアートに精通している方。

 

だからなのか、「ゆっくりしゃべっている。」

というよりも、一言一言を大事にしているという印象があります。

 

言い換えれば、

言葉ひとつひとつがアートそのもの。

そんな印象がありました。

 

ラジオの話の内容と関係なくて恐縮なんですけど。

やはりビジネスをしていく上で、人間関係はとても重要。

 

恋愛や初対面と違って、

ビジネスにおいては、言葉がもたらす影響はとても大きい。

 

それを考えたら、

この遠山社長のように、

言葉ひとつひとつに重きを置いた

丁寧で丁重でゆっくりとしたしゃべり方。

すごく勉強になるし、参考にしていきたいと思いました。

 

人のつながり

ラジオの中でも話されていましたが、

スープストックトーキョーは社名ではなくて店名。

社名は株式会社スマイルズ。

こんなところにも社長の思いが描かれているようです。

 

会社の理念は、生活価値の拡充。

恥ずかしいから「ライフスタイル」と言い換えたりすることもあるものの、

基本的な価値は全社。

生活価値の拡充にあります。

 

2005年から新卒採用を始めたその当初から、

2003年の企業理念の映像を未だに使っているようです。

パワポの静止画と音楽だけの映像。

しかもその映像には、

「スープのスの字もない。」

むしろビジネスの要素が出てこない。

 

人の内面が入っている。

 

そんな理念映像になっているようです。

一言で言うと共感。

 

スープという軸に共感して集まってくれた仲間。

お客さんとの関係性ができれば、スープ以上にそれは広がっていくだろうという考え。

 

スープ屋をやりたかったのではなくて、

スープを通じて人間関係を作りたかった。

 

スープも大事だけど、

共感もすごく大事。

 

遠山社長は、ラーメンもすごく好き。

でも、それでラーメン店をやっていたら、

集まっていたメンバーもお客さんも今と違ったはず。

 

今のメンバーやお客さんは、

「スープ」だから集められた関係性。

とおっしゃっていました。

 

 

 

ここまでは、ラジオの内容のまとめですが、

これ、すごく響きませんか?

 

同じ飲食でもラーメンではだめ。

スープだから集めることができた今のお客さんと仲間。

 

スープ屋をやりたかったのではなくて、

スープを通じて人間関係を作りたかった。

 

と。

 

そんなこと、考えられる経営者が今の世の中、どれだけいるのでしょうか?

 

たぶん、ほとんどの人が自分の、自社の利益のために働いている。

でも何にもおかしくはない。

それが人間というものだから。

 

もちろん、スープストックトーキョーだってりえきを追いかけているのは間違いないと思います。

 

ですが遠山社長が目指しているのはその先。

 

スープを通じて人間関係を作ること。

 

まぁ、なんていうか、自分自身にも言ってあげたいくらいなんですけど。

もしこの記事を読んでくださっている方の中で、

 

「ビジネスがうまくいかない。」

 

と悩んでいるのはもしかしたら、

目先の利益を追いかけているからかもしれません。

 

 

不良

何言ってやがんだい。

会社なんだから目先の利益を追いかけるのは足り前だろう。

 

と思われるかもしれませんが、

そうではなくて、

その先も思いやる。

 

今やっている事業を通じて、

世の中の人々に何を届けたいのか?

何を与えたいのか?

どんな人間関係を作りたいのか?

 

そういうことまで考えて、

ビジネスに取り組んだ方がいいのかもしれません。

 

と改めて学ばせていただきました。

 

アートとビジネス

最後の方で、アートとビジネスは似ているという話をされていました。

 

アートとビジネスは似ている。

発意があって、

世の中に何か提案したい。

企業もアートもマーケティングするものではない。

自分起点で何かの技術をくっつけて世の中に提案する。

っていうのは似ている。

アートの領域でやっている。

ビジネスも飲食もあまり違いがない。

アーティストはビジネスの先生。

 

このような話をされていました。

 

それに続けてメインパーソナリティの岩瀬さんが、

 

起業家にとって作った会社は作品のようなもの。

いろんなところにその人らしさが出る。

芸術とビジネスが似ているという考えはしたことがなかった。

その人の個性、その人らしさが出る。

また違うところからみて、アートとビジネスが似ているという表現にしっくりきた。

 

という話をされていました。

 

また、遠山社長はこのようにも話されていました。

 

もう20年古典やっていない。

スープの方が楽しくなったから。

スープはもっと広がっていった。

「おばあちゃんにあげたら喜んでくれた」

という喜びの声も。

最後の(遠山社長ご自身の)お母さんの食事がスープストックトーキョーのスープだった。

絵よりやりがいがある。

でももう20年やった。

またそろそろアートに戻ろうか。

 

このように話されていました。

 

感動的ですね。

 

スープを「ビジネス」としてではなくて、

人に送り届けるもの。

人に何かを与えるもの。

 

そう考えて経営されていたことがうかがえます。

 

もちろん、僕含めて多くの人が、そんな大きな規模感でビジネスを邁進させることは簡単ではないでしょうが、それでも。

 

今やっているビジネスを通じて人に何を与えるか?何を送り届けるか?

と考えることはできるはず。

 

なんだかビジネスが自分本位になってしまっていたんじゃないか?

と反省させられるような、勉強になる回でした。

 

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