【天邪鬼であり続けること】TBSラジオMeet Up「悟空のきもち」金田敦美さんの話し2

Meet Up

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こんばんは!

いつも応援していただき、ありがとうございます。

apa(あぱ)です(^^)

今日は『TBSラジオMeet Up、悟空のきもち、金田敦美さんの話し』について書いていきます。

 

悟空のきもち金田敦美さんの話し2

今週は、先週に引き続き、悟空の気持ち、金田敦美さんの話しの2回めです。

 

子供時代の話し

話しは、子供時代の話しからスタートしました。

 

金田さんの子供時代は、家族が厳しかったようで、

金田さんはおじいさんから、

「女は就職できない」

と諭されていたようです。

 

でも、金田さんは天邪鬼だったため、

「そうか。女は就職できない。のであれば、経営者になるしかないのか!」

と、思い、子供の頃から反骨精神を持って、経営者を目指していたそうです。

 

つまり、

「働けないなら自分でつくるしかない。」

という発想を子供の頃から持っていたそうです。

 

すごいですよね。

子供の頃は、大人に言われたことをそのまま、取り入れてしまって、大人に影響したりしますけど、金田さんの場合はまったく別。

強い反骨精神で向上心を持って生きてきました。

 

それが、今のビジネスにつながっているようです。

 

会計士の仕事

その後、学校を卒業して、最初に会計士の仕事をしたそうです。

 

まずは、会計士になっていろいろな会社を知りたいとなったそうです。

 

その会計士の仕事。

いろいろな会社を見ることができたのはよかったものの、

会社のダメなところにチェックしたりするのが向いていなかったそうです。

 

つまり、表面上の数字にメスをいれるのが向いていなかったとのこと。

 

それよりも、

「なんでそうなったのか?」

という、本質の部分を知りたかった。

けれど、仕事の本分を超えるためそれができなかったそうです。

 

また、会計士の仕事の中にも「競争」があって、金田さんは向いていないと思ったそうです。

 

会社をやめて自分を追い込んだ

その、会計士の仕事をしているときに、慣れないパソコンを使うのに頭を使って、

その「頭の疲労」が悟空のきもちをつくるキッカケになったそうです。

 

ともかく、会計士をやめて1年後に起業したそうです。

そこにも、エピソードがあって、会計士は、2年の実務経験を経ると、本格的に取り組むことができるようです。

 

つまり、一旦2年経過すると、いったん、会計士をやめてもまた会計士に戻ることができるようです。

 

しかし、金田さんはそれをしないために、1年10ヶ月で会計士をやめたそうです。

つまり、2年以上会計士をやってしまうと、「逃げ道」ができてしまうから。

起業がうまくいかなくても、また「会計士に戻ればいい」と思うことができてしまうから。

 

まさに、子供の頃からずっと自分を追い込んで生きてきたのが、そこにも生きていたようです。

 

1年の間隔を空けて起業

そうして、会計士をやめて1年の間隔を空けて起業。

海外にいったりして、起業したいものを考えたものの、結局見つからず。

「頭のほぐし」しか考えられなかったそうです。

 

他の人のやっていないもので自分がほしかったもの。

 

それが、悟空のきもちであり、頭のほぐしだったそうです。

 

名前の由来と最初

「悟空のきもち」というのは、

孫悟空の話しにでてくる、「緊箍児」。

あの緊箍児をとったときの解放感を味わってほしいい。

という意味で、「悟空のきもち」というネーミングにしたそうです。

すごいセンスですね・・・

それが2008年の話し。

意気揚々と起業したものの、最初はまったくお客さんが来なかったそうです。

無料にしても来なかった。

それが、今では予約がいっぱいでずっと先まで予約が取れないサービスになっている。

ってすごいですね。

 

Meet Upのエピソード

そして、話しは番組恒例のMeet Up。

人との出会いで人生が変わったエピソードの話しになりました。

 

金田さんにとってのMeet Upは、採用したスタッフ。

 

もともと、金田さんは、悟空のきもちをビジネスとして考えていたそうです。

その考えが、金田さんとの出会いを通じて、「人を幸せにしたい」と考えられるようになったそうです。

 

つまり、

ビジネスはお金を生み出すこと。

という考え方から、スタッフを喜ばせることという考え方に変わったそうです。

 

その採用したスタッフ、「わたなべようこ」さんは、

新卒でエステに入ったそうです。

ところがそのエステは、3ヶ月で経営者がお金を持ち逃げして、倒産してしまったそうです。

 

そんな大変な経験をした子が、「悟空のきもち」に入社してきた!

また同じような経験をさせてしまったら、世の中を信じられなくなってしまう!

ということで、経営者として頑張ろうと思えたそうです。

 

経営が変わり、スタッフを幸せにするという働き方に変わったそうです。

 

そこから、独自の働き方スタイル。

スタッフが働きたい時間に来てもらう。

 

人の大事なものはそれぞれ違う。

自分のライフスタイルにあわせて働く時間を変えられる。

そんな経営スタイルに変えたそうです。

 

金田さんが大切にしていること

そんな、様々な経験をしてきた金田さん。

 

大切にしていることは、「天邪鬼でいること。それを変えないようにすること。」とのことです。

 

先程も書いたように、子供の頃、天邪鬼でいたからこそ、金田さんは今、悟空のきもちという経営に至ったそうです。

 

すべての常識を疑う。

自分が仮説、検証したものしか信じない。

という考え方を持っているそうです。

 

そんな考え方を持って生きていく、働いていくことが大切とおっしゃっていました。

 

特殊な退職方法

面白いのが退職方法。

 

普通の会社で「退職」をしようとしたら、

普通は上司とか同僚に相談して、

なんやかんやあって退職するというケースが普通ですが、

悟空のきもちでは、専用アプリに「退職ボタン」というのがあって、

その退職ボタンをポチッと押せば退職できるという特殊なシステムを採用しています。

 

そんな、「ポチポチでやめることができたら、みんなやめてしまうのでは?」と思われがちですが、実際にはそんなにやめたりしないそうです。

 

「ポチポチ」で簡単に退職できるからこそ、社員は人に「退職」の相談をしなくなる。

そんな「相談できない環境」、正確には「相談する必要のない環境」をつくるようにしたほうが、かえってやめないようです。

 

すごいですよね。

「やめること」にハードルがあればあるほど、退職率が上がって、

「やめること」にハードルがないと退職率は下がったそうです。

 

今後の展望

最後に悟空のきもちの今後の展望の話しに。

 

金田さんは「ビジネスはドラマ」と考えているそうです。

ドラマはエンディングがわからないから面白い。

次になにが出るかわからないから想像して楽しみになる。

 

それと同じように、金田さんは、みんなが思っている展開はしないようにと考えているそうです。

 

世の中の人たちを「あっ」と驚かせるようなサービスを今後も作り続けていくとのこと。

 

そういう「ドラマ」を作り上げている立場。

 

次のドラマづくりで世の中が驚くことをしていきたい。

というのが今後の展望。

エンディングがわからないというのが、最大の魅力と考えているようです。

 

振り返って

2週にわたって金田敦美さんの話を聞いてきました。

すごく勉強になりました。

 

特に2週目のこの話し。

 

  • 「逃げ道」をなくすために会計士を1年10ヶ月でやめた
  • 天邪鬼でいること。そしてそれを変えないこと
  • ドラマを世の中に展開していく。エンディングが見たくてワクワクさせる

 

このような考え方、とても勉強になりました。

 

特に天邪鬼でいること。

 

自分で仮説検証したことしか信じないという姿勢。

一見すると「がんこ」と思われるかもしれませんが、そうじゃない。

 

世の中の情報に流されず、自分をしっかりと持って、世の中を見ていく姿勢。

こういう姿勢は常に大事なものだなと改めて感じました。

 

来週もまた楽しみです。

 

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