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今日は『TBSラジオMeet Up、羽生善治さんの話し2』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up、羽生善治さんの話し2
さて、今週はずっと毎週日曜日に書き続けていたTBSラジオMeet Upの最終回。
ゲストは羽生善治さんでした。
なんだか感慨深いものもあるのですが・・・
でも、最後の最後まで岩瀬大輔さんがリモートでの参加。
最終回くらい、こっちに来て、一緒にやってくれたらいいのに・・・
なんて思ってしまいました。
そのせいなのかわかりませんが、
とても勉強になったと感じた先週に比べて、今週分は少し学びが少ないように感じました。
それはもちろん、羽生善治さんの問題ではなくて、番組の進行の問題であったように思えます。
実際、僕自身は、今まで羽生善治さんの本から結構ビジネスや人生の考え方を学んできたので、その意味では、ちょっと番組の内容が「将棋の内容」によりすぎていて、ビジネスや人生の学びになる内容が少なかったように感じます。
ともかく、学びになった部分ももちろんあったので、その部分を中心に書いていきたいと思います。
羽生善治さんの経歴
まずは羽生善治さんの経歴から。
出生~将棋との出会い
羽生善治さんは、埼玉の所沢市に生まれて幼稚園からは八王子市で育った、ごく普通のこどもだったそうです。
お父様は、将棋をやってはいたものの、特別将棋に詳しいというわけではなかったそうです。
羽生善治さんが将棋に触れたのは遊びの一環。
6歳のときに近所の子供と野球やトランポリンなど、遊びの一環として将棋に触れたそうです。
そこからは、将棋の魅力にハマり、親が一週間分の買い物をまとめて土曜日にする。
その間、子供を一人にさせておくわけにはいかないので、将棋の道場に通わせていたそうです。
最初は勝てなかったものの、1年位積み重ねていくことでようやく勝ち星を取れるようになったそうです。
将棋の道場に通い始めたのは、小学2年生くらいからで、3年生くらいからは道場以外の人とも対局するようになったそうです。
その頃の将棋の魅力として羽生さんが感じ取っていたのは、
コツがわからないのが面白かった。
難しいのが面白かった。
ちょっとわかること、わからないことの加減がちょうどよかった。
とのことでした。
将棋以外にもその当時、漫画のキャプテン翼が流行っていて、サッカーもやっていたそうです。
その当時は塾もない時代で、あまり家庭も、
「勉強、勉強」
と、羽生少年を追い詰めなかったのも、将棋に集中できた理由なのではないか?
と、語られていました。
奨励会に
そして、12歳で奨励会に。
野球で言うところ二軍に入ったそうです。
それまではあまり深く考えないで将棋をやっていて、
そのまま奨励会に入会したので、
和気あいあい~厳しい
空気が全然違う環境で将棋をやることになり、
「真面目にやらないと」
と考えるようになったそうです。
移動時間も頭の中で詰将棋、あるいは詰将棋の本を読んでいたりしたそうです。
その当時の将棋の世界では、師匠が直接、弟子に将棋を教える機会は少なく、どちらかというと羽生さんも、兄弟子に教わる機械が多かったそうです。
兄弟子と対局して感想戦で色々教えてもらっていたそうです。
奨励会のメンバーはもう、みんな次第に顔なじみになっていったそうです。
プロの世界に
中学3年生の頃、つまり15歳で史上最年少のプロになったそうです。
圧みたいのは感じなかったそうですが、変な感じはあったそうです。
中学生だから普通に授業は受けるけど、
対局があったらそっちを優先。
地方遠征があったらそちらにいかないとならない。
しかも給料も出る。
そうした不思議な感じがあったそうです。
羽生さんは、プロになるかどうか、もう小学生のときに決めてしまったので、
一度は進路に悩んでみたかったという願望もあったそうです。
藤井聡太さんについて
そして、どうしてもやっぱり出てくるのが藤井聡太さんの話し。
先週分でも藤井聡太さんの話はありましたが、そこからさらに進んだ話がありました。
羽生さんから見て、藤井聡太さんはとにかく完成度が高い。
羽生さんが同じ年だった頃と比べても、
どんどん改善をしていって、
自分自身のテーマを突き詰めていく。
そういうところに、藤井聡太さんの凄さがあると語っていました。
番組パーソナリティーの岩瀬大輔さんから、
「ああいう方は突然変異で出てくるものなんですか?それとも必然?」
という質問があり、羽生さんは、
「いろいろな要素が絡まっているのですが・・・」
と、前置きした上で、
藤井さんは愛知県出身。
愛知県は、将棋を指導する人が多いそうです。
50年以上前からそうした「将棋を教える」ということに力を入れてきたそうです。
藤井さんのような存在が世の中に出てきたのは、
そうした愛知県の50年以上の積み重ねの部分があると語っていました。
そして、もちろん、藤井聡太さん自身の才能も。
藤井さんは数多くの記録を塗り替えている。
今までの将棋棋士ではなかったと、尊敬の念を送っていました。
才能とは努力を続ける力
その話の中で、羽生さんが以前から言っている言葉、
才能とは努力を続ける力
についての言葉がありました。
藤井さんはもちろん、努力を続ける力があったものの、
それだけではなくて、詰将棋が中学校からぶっちぎりで早かったりと、かなり将棋の才能にあふれていた。
と語られていました。
話変わって、この「才能とは努力を続ける力」。
この言葉は本当に勉強になりますね。
確かに、どの結果も努力を続けない限り、実ることはないですもんね。
改めて、努力の重要性を思い知りました。
羽生さんの今後の展望
羽生さんの今後の展望として、
- 棋士として、時間が有限の中で何ができるか?実験していきたい
- 自分の年齢になっても技術を向上できるか?知りたい
- 将棋の世界をもっと多くの人に知ってもらいたい
という思いがあるそうです。
まだまだ進歩をやめない羽生善治さん。
これからも注目していきたいですね。
まとめ
さて、今回で2021年から始まったTBSラジオMeet Upも最終回を迎えました。
1年9ヶ月やったそうですね。
いい番組・・・だったのですが、世間のリモートワークの突出にあわせて、番組パーソナリティーの岩瀬大輔さんも、たぶん、香港からのリモート参加が多くなりました。
・・・そのくらいの頃から、だんだんと、番組の質も低下していったように思えます。
そして、裏事情は知りませんが、もともとこの番組、日本M&Aセンターがスポンサーとして始まったのですが、途中から、さりげなくスポンサーから撤退していました。
それにあわせて、ゲストも最初の頃の豪華なゲストではなくて、こう言ってはなんですけど、はじめの頃の「豪華なゲスト」と比べると、あまり名のしれていないゲストが参加することも多くなってきました。
いろいろ大人の事情があったんでしょうね。
何よりも問題なのが、今回の話しもそうだったのですが、どちらかというと「事業」の内容に特化した話になってしまって、ビジネスや生き方の勉強になる内容が少なくなっていったように思えました。
まぁ、それは今言っても仕方ないのかもしれませんが・・・
とにかく、1年9ヶ月。
いろいろと学ばせてもらいました。
ありがとうございます。
来週から、なんの番組が始まるんだろう・・・
そして、来週から。
この日曜日の枠、どうしよう・・・(笑)
でも、インプットは欠かしちゃならないですよね。
Meet Up | TBSラジオ | 2022/09/24/土 16:30-17:00 https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20220924163000
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