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今日は『TBSラジオMeet Up株式会社出前館前社長、中村利江さん』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up株式会社出前館前社長中村利江さんのお話
さて、今回はTBSラジオMeet Up株式会社出前館前社長、中村利江さんのお話をレビューします。
正直、今週分はあまり深い話はなかったように思えます。
なんていうか、テクニックとか知識論とかそういう面においては。
ですが、「できる」を前提に行動する行動力、思考がすごく勉強になりました。
人に喜んでもらってお金儲けしたい
学生時代に、
中村利江さんは、
「人に喜んでもらってお金儲けしたい。」
と考えたそうです。
そうして、支援金100万円でできることはないか?
と考えて、
「遅刻する男子学生」
に注目。
その男子学生が、こんなことを言っていたそうです。
「かわいい女の子に起こしてもらえれば遅刻しないのにな・・・」
と。
そこからビジネスをスタートさせたとのこと。
始まりは、ちょっと奇想天外な気もしますが(笑)
でも、ビジネスの根源の話だと思います。
困っている人がいて、その人の役に立つことをする。
はじめから、中村利江さんはそういう思考を持って、
ビジネスに向き合っていたのだと思うと、
成功の種がそんな以前から培われていたのだと改めて感じました。
常識を打ち破る手法
そして、リクルートに就職した中村利江さんは、営業担当に。
300%の売り上げを達成するために、マイルストーンを立てて営業をしていたそうです。
内容は飛び込み営業。
今も昔も簡単なことではありません。
そして、当時は、
「朝からお得意先を回れ!」
と上司からこっぴどく言われていました。
僕も、飛び込みではないものの、携帯電話販売業をしていたとき、
来店するお客さん、全員に声をかけないと上司からこっぴどく叱られていました。
でも、中村利江さんはそんな常識を打ち破る思考法で営業に携わりました。
要は、数打って、いらないものを売りに来られても嫌だ。
ターゲットごとに営業内容を変える比較営業型にシフトしたそうです。
結果、成約率は70~80%という驚異の率を上げていたそうです。
僕が当時、携帯電話業に携わっていたとき、
こういうことを教えてくれる人がいたら、どれだけよかっただろう?
と今考えれば思います。
今思えば、当時の会社の上司は、
自分自身営業についてあまりよくわかってなくて、
正直失礼ながら、あまり成績を残せているわけではなくて。
それでも、お店の長を任されているから
部下に発破をかけないとならない。
ということで、結果を残すように、
少しでも多くお客さんに営業をかけるように、
詰めてきたんだと思います。
でも、本当は中村利江さんのように。
いらないものをお客さんに売りつけるのではなくて、
必要としているお客さんに必要なものを送り届ける。
営業する。
それが本来の営業というものなんですよね。
現役の時に、もっとその考えを真名でいたかったなとつくづく思います。
制服着たくないから管理職に(できる前提で行動)
これがすごいエピソードだなと思いました。
その後、結婚、出産を機にリクルートを退社。
子供を保育園に預けられるようになってから、
ハークスレーというほっかほっか亭の運営本部の会社に再就職することになりました。
そして入社初日。
上司から、制服を着るように言われました。
白いブラウスの千鳥格子のベスト、黒いタイトスカート。
まさに、事務員さんみたいな制服。
最初は着てもいいかな?
と思ったそうですが、
中村利江さんは手と足が長く、制服の丈が短くツンツルテンの感じになってしまったそうです。
そこで上司に、
「私服でもいいですか?」
と聞いたところ、
「ダメです。」
と言われた。
「では、どうしたらこの制服を脱ぐことができますか?」
と改めて上司に聞いたところ、
「管理職になるしかない。」
と言われたそうです。
当時女性の管理職はおらず、おそらく、その上司は、
「なれるわけがない。」
と冗談交じりで言ったんじゃないかと思われます。
ですが、中村利江さんはその言葉に刺激を受けて、
粉骨砕身。
半年後に見事、マーケティング部の管理職に昇進したそうです。
このエピソード、すごいですよね。
実際、そのスピード出世の手法はコスト削減。
リクルートの営業職のときは売り上げがすべてだったものの、
今度のハークスレーのときはスタッフ部門。
いかに、コスト削減をできるかが上司の評価ポイント。
いくら削ったら上司を納得させられるだろう?
と考えて、チラシ代を大きく削って、そのスピード出世を果たしたとのこと。
手腕もさることながら、その心意気がすごい。
おそらく、その当時はまだ女性が脚光を浴びている時代ではなくて。
そんなに女性が世の中において、ビジネス界においては注目されていなかったんだと思います。
それでも、中村利江さんは、
「制服を脱ぎたい。」
というこれまたちょっとへんぴなキッカケから(笑)
本当に管理職になるという目標を実現させてしまいました。
このMeet Upに出演される社長たち、みなさまそうなんですけど、
改めて感じました。
「できる前提で行動する重要性」
たぶん、一般的な人々は、
目標を立てたり、
上司から発破をかけられたときは、
「そんなの、できるのかな・・・?」
と不安を抱えることから始めると思います。
そしてその不安を抱えながら仕事をしているから、
まるで重いタイヤを引きずりながら仕事をしている感じ。
ブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいる状態。
あまり加速できない状態になります。
ところが、このMeet Upに出演される社長の皆様方は、
中村利江さん含めて、
「できる前提」で行動しています。
こういうところ、姿勢は本当に見習わないとならないなとつくづく思わされます。
根気強さ
そして、ハークスレーに入社して4~5年後に出前館の社長に就任することになります。
そのときの、中村利江さんが行った、
「売り上げを大きくした手法」
がこれまたすごい。
自らいろいろな飲食店に営業にいったそうで、
例えば中華屋さんに加盟してもらったら、
その中華屋さんの出前サービスのチラシを、近所に配りまくったそうです。
で、実際に注文が入ったら、
「ほら、注文は言ったでしょ?」
と、中華屋さんに結果のすごさをアピールしていたみたいです。
なんかちょっと反則スレスレのようなきもするんですけど(笑)
ほかにも、大手チェーン。
ほとんどの大手チェーンに自ら営業に行き、
あるチェーン店には4年間通い続けてやっと口説き落とすことができたそうです。
この根気強さが強いですよね。
結局、先ほどの、
「できる前提での行動」
に帰結するのですが、
それだけではなくて、
成功するまで根気強くするその行動力がすごい。
きっと、中村利江さんの成功の秘訣はその2つが賭け朝割ったところにあるんだろうな、と思いました。
「できる前提」で行動する人はいる。
そして、
「根気強い人」もいる。
だけど、その2つの高いレベルで実現できる人はほとんどいない。
だからこそ、
「できる前提」×「根気強さ」
を兼ね備えて出前館をあれだけの大企業に育て上げることができたんだと思いました。
改めて、僕たちもその2つを持ってビジネスに取り組んでいかないとならないんだなと、つくづく感じました。
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