こんばんは。八王子ケンジです。
今日は『他人への期待とコントロール』について書いていきます。
お礼ぐらい
なんだよ！
お礼ぐらい言ったっていいだろう！
なにさ、お礼なんて言ったって一銭にもならないだろう！
今度そのうちなんか奢るからさ。
お金の問題じゃないんだよ！
もう、どうしたの？
ふたりとも、喧嘩はよしなさいって。
何があったの？
p子がさ、僕にアフィリエイトについての質問をしたから教えてあげたら、お礼も言わずスタスタ過ぎ去ろうとしたんだよ。
別にお礼を求めて教えてあげたわけじゃないけどさ、お礼くらい言ってくれてもいいんじゃないかと思ってさ。
だから、お礼なんて言っても一銭の得にもならないんだから、それよりも今後奢ってやるって言ってるのさ。
奢ってほしいんじゃなくて、一言くらいお礼を言ってくれてもいいんじゃないか？
っていう話をしているんだよ。
もう、よしなさいって。
うーん、いったいどうしたら二人の喧嘩を止められるのかしら・・・
うむ。
他人への期待や他人からの反応で一喜一憂するのは、自分をコントロールできていないからと言えるだろうな。
あ！
八王子ケンジさん！
お、めずらしくわたしの味方か？
他人が自分に対して期待通りのリアクションをしてくれなくて苛立ってしまうこと、誰にでもありますよね。
もしかしたら、お笑いなんて言うのもそうなのかもしれませんね。
自分が心血注いで作ったネタで笑ってくれないお客さん。
そういうのを見て、「客が悪い」、「どうして俺のセンスがわからない。」そんなふうに苛立っている漫才師だっているのかもしれません。
でも、それは極端な例かもしれませんが。
日常生活において、そのように。
他人が自分に対して期待通りのリアクションをしてくれなくて苛立ってしまうこと、誰にでもあると思います。
そういうとき、つい苛立ちの感情が現れたり、自分の感情をコントロールできなくなったりしてしまいます。
そういうのは、いろいろなケースで考えられます。
いわゆる「クレーム」というのもそれが原因で起こるもの。
お客さんが、当たり前のサービスを受けることができなくて、あるいは自分の期待通りの回答を受けることができなくて苛立ってしまうというケース。
というか、大半の「いらだち」というのは自分の期待とそれに対する落胆から起こることなのかもしれません。
僕自身、日常生活のちょっとしたことで苛立ってしまうので大いに反省しているのですが・・・
とにかく。
人への期待で一喜一憂せずに、自分の感情をコントロールできる生き方、そんなものを目指していきたいところですね。
人への期待で一喜一憂せず自分でコントロール
どういうことですか？
他人への期待？
うむ。
他人に期待をしてその期待が返ってこないからと言って苛立っていたら身が持たない。
少し酷な言い方かも知れないが、他人に過剰な期待は持たずに自分で自分の感情をコントロールすることが大切と言えるだろうな。
まぁ、わたしが言いたいことも、おおかたそういうことさ。
他人に期待
僕たちは日常生活の中でつい、他人に期待してしまう節があるのかもしれません。
こうしたらこういう反応が返ってくる。
ああしたらこうなる。
そういうことを常々考えている部分があるのかもしれません。
人じゃなくても同じこと。
例えば、一生懸命アフィリエイトの作業をやっているのに、教材や講師から教わった通りに実践しているはずなのに思い通りの結果が出ない。
「どうしてこんなにがんばっているのに！」
と考える。
以前住んでいたマンションで隣に住んでいた住人が真夜中、叫び声を上げて困っていました。
どうやらゲームでうまくいかないことに苛立っているらしく、
「はぁっ？！！！」
「おい～！！！」
などの声を発して寝付けませんでした。
マンションに住んでいると、そういうご近所トラブルは出てきてしまうのかもしれませんね。
ともあれ、そんな風に。
人だけではなくてものに対しても過剰な期待を抱いて、その期待通りの反応が返ってこないと苛立ったり落胆したりします。
というか世の中のだいたいのいらだちや落胆は「反応」が鍵になっているのかもしれませんね。
こんなにがんばっているのに。
こんなに尽くしたのに。
こんなに言葉をかけたのに
こんなに丁寧にやったのに。
相田みつをの言葉で、
「『のに』がつくといいわけになる」
という言葉がありましたが、まさにその通りなのかもしれませんね。
43万円の財布を拾ったエピソード
この前ニュースでやっていました。
大阪で、70歳くらいの男性が道端に落ちていた財布を拾って警察に届けた。
その財布には43万円もの現金が入っていたらしい。
落とし主（50歳男性）も見つかって、めでたしめでたし。
と、思いきや話はそこで終わらない。
拾い主は自分の連絡先を明記していたにも関わらず、
一向に落とし主からお礼の電話が来ない。
拾い主が落とし主に連絡をしたものの、
「忙しいのでお礼をする時間がない」
と無下に扱ったそうです。
そうして、拾い主の男性は裁判を起こしました。
8万円くらい。
のお金を求めて。
結果は、70歳男性の求めた額よりも少額で判決が出ました。
つまり、拾い主の男性が勝訴したようです。
裁判の席で拾い主の男性は、落とし主の男性に、
「なにかいうことはありませんか？」
と、訪ねてそこでようやく、
「ありがとうございました。」
といったそうです。
このエピソード。
いろいろな意見がありました。
人によっては拾い主に対して、
「そこまでするか？」
と思う人もいれば、
落とし主に対して、
「なんでお礼を言わないの？」
という人もいました。
こちらも記事を参照してください。
他人の反応に苛立たない
先程のエピソード。
どちらが正しいか、間違っているかの議論はともかく。
僕たちはもしかしたら、とかく他人の反応に苛立ちすぎなのかもしれません。
落とし主の男性は「お礼がない」ということに苛立ち、
拾い主の男性は「お礼の催促」をされたことに苛立っていたかもしれません。
とにかく、僕たちは他人の反応に対して一喜一憂し過ぎなのかもしれません。
僕自身。
他人の反応に苛立ってしまうことがしょっちゅうあります。
「なんだその返信？」
「どうして、そんな返し方するの？」
つい、他人の返しが自分の期待どおりではないと、苛立ったり悲しい気持ちになったりしてしまいます。
自分の価値観を他人に押し付けている？
すべてをそう、解釈できるわけではありませんが、もしかしたら僕たちは自分の価値観を他人に押し付けている節があるのかもしれません。
それは子供の頃から培ってきた自分の中に出来上がっている価値観。
その価値観をもとに僕たちは生きているから、その思い通りにならないと苛立ち、悲しんでしまう。
そしてそれは人間だけではなくて、すべての動物に共通なのかもしれません。
他人は他人、自分は自分と努めて理解してみる
最近自分自身。
その重要性を感じます。
つい他人の反応に苛立ってしまいがち。
もしかしたら、第三者に話せば、
「たしかにそれはひどい。」
と共感してもらえるかもしれません。
でも当の本人には当の本人なりの正義があって、その価値観のもとで判断して動いている。
もしかしたら、そんな他人の反応に苛立ったり、怒りをぶつけたり、悲しんだりするのは価値観の押し付けという部分があるのかもしれません。
これまたあくまでも僕の考えの一つでしかありませんが、他人の反応に苛立たず、一喜一憂せずに。
できるだけ冷静に客観的に自分をコントロールする。
そういう努力が、理解が必要なのかもしれません。
まとめ
そういうことなんですね。
他人は他人の価値観、正義のもとで動いて判断して、生きている
期待通りの反応が返ってこないことに苛立つのはもしかしたら価値観の押し付けかも
他人の反応に苛立たず、他人は他人と理解に努める
これが重要なんですね。
うむ。
一般常識から見てあからさまにズレている、と思うような行動でも、
そこには他人の正義や考えが存在する。
それを否定せず、苛立たず。できるだけ客観的な目で見ることが重要なのかもしれないな。
わかりました。
確かに私も他人に価値観を押し付けていたのかもしれません。
これからはできるだけ冷静に判断できるように努めてみます。
ありがとうございます。
僕も・・・
自分のやったことに対して他人のお礼がないことで苛立つのは、価値観の押し付けがあったのかもしれません。
客観的に考えられるように努めます。
まぁ、わたしがいいたかったことはそういうことだ。
よきにはからえ！
p子はきちんとお礼は言うべきだぞ！
はーい・・・
ありがとうね。
a男。
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