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apa(あぱ)です(^^)
今日は『TBSラジオMeet Up、建築家で陶芸家の奈良祐希さんの話』について書いていきます。
TBSラジオMeet Up、建築家で陶芸家の奈良祐希さんの話
今回はTBSラジオMeet Up、建築家で陶芸家の奈良祐希さんの話をご紹介します。
今までのビジネスの社長などの話ではなくて、芸術家?のお話です。
そのためなのか、いつもの「2週に渡る放送」ではなくて1週のみの放送でした。
でも、とても勉強になることが多かったように思えます。
簡単なプロフィール
少し専門用語が多くて、話についていけない部分がありましたが・・・
公式の文章も交えながら解説していくと、奈良祐希さんは、1989年、石川県金沢市出身。
実家は江戸時代から350年の歴史を誇る大樋焼の本家のようです。
東京藝術大学・美術学部建築家を卒業した後、「多治見市陶磁器意匠研究所」を修了。
2017年には「東京芸術大学大学院・美術研究科・建築専攻」を主席で卒業されたそうです。
そこから、建築の道を突き進むのかと思ったら、そうではなく。
建築と、家業である陶芸、2つの領域をまたいだ創作活動をして、世界的な注目を集めているそうです。
・・・と、まぁ、プロフィールを書き連ねてみましたが、むずかしい言葉が多く、僕にはわからないことも多々ありました(笑)
ただ、ラジオの話を聞いている限り、考え方の面ですごく参考になる部分が多かったので、その部分をピックアップしてご紹介していきたいと思います。
最後は感性
お話の中で、
「経営もアートに近い考え方」
という内容がありました。
奈良祐希さんは経営者ではありません。
そのため、経営者の考え方などは「学ばせていただく立場」にあるそうですが、でも、いろいろ学んでいく中で、経営とアートとは近いと考えるようになったそうです。
経営もアートも、理詰めで考えることもあるけど、最後は感性。
「やろうよ。」
というもの。
自分の内なる感情が奮い立つようなものがアートとおっしゃっていました。
確かに、そうなんですよね。
僕は、経営なんて偉そうなことをしているわけではありませんが、アフィリエイトにおいても、結局のところ、理詰めで考えていても前には進まないんですよね。
もちろん、当てずっぽうでやればいいというわけではなくて。
ちゃんと稼げる手法を学んで、正しくサイトを作っていく必要がある。
だけど、いつまでも知識に頼っていたり、頭でっかちに考えているだけでは、一切作業が進みません。
理詰め、知識、常識ももちろん、大切だけど、最後のところは、感性がとても重要なんだと思います。
アートも、アフィリエイトも、ビジネスも同じだと思います。
なんだか名前も内容も思い出せませんけど、
以前、「激レアさん」の番組で、
普通の工場勤務かなんかの男性が、全く音楽知識がないのに、自宅で感性だよりで機会を作って音楽を作って、それが海外の有名アーティストの曲に使われて、なんかの大きな賞を受賞したそうですね。
すみません。
超曖昧な文章で申し訳ないのですが・・・
そのように、結局のところ、やっぱり最後は知識とか理屈とか抜きにして感性が大事なんじゃないか?
と改めて感じます。
社会に何を与えることができるか?
奈良祐希さんは、もともと建築の大学に通っていたものの、その間に確か留年して、2年間陶芸の学校に通ったそうです。
そうして、建築の大学に戻って、建築には格好いいだけじゃなくて世界を変える力ガルと気づいたそうです。
そして、そうして色々学びを得ていくうちに、
このままじゃ全然ダメ。
社会に何も与えることができない。
と、一生懸命努力をされて、今の建築家兼、陶芸家という異色の道に進まれたそうです。
もちろん、奈良祐希さんのようなすごいことを言うことは、僕にはできません。
けど、この、
「社会に何も与えることができない。」
という考え方が、素晴らしいなと思いました。
僕たちはつい、目の前の仕事を淡々とこなしてしまうというか・・・
ただ、やるべきことに集中するだけの毎日を過ごしてしまいます。
もちろん、それも大切なことなんですけど、でも大事なのはその先。
目の前の仕事に集中していって、
その先に何があるか?
社会に、世界にどんな影響を与えることができるのか?
そうした俯瞰した考え方、見方で仕事に取り組むことが大切です。
自分自身、つい目の前のやるべきことに追われて、そうした俯瞰した見方や考え方ができなくなってしまったりします。
だけど、本当に大事なのはそういうことですよね。
今やっていることが、どのように世界に社会に影響を与えるのか?
その事を考えて取り組むことが大切です。
超余談ですが・・・
今、この、デスストランディングというゲームをちょくちょくやっているのですが、
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このゲームをやっていると、そのことを強く痛感します。
このゲーム、本当にすごいです。
今までやってきたゲームはどれも、人を倒す、悪を討伐するのが目的のゲーム。
それが今までのゲームの当たり前。
このデスストランディング、1年くらい前に買ってそのまま放置。
全くやっていませんでした。
買ったはいいもののやる気が起きませんでした。
だって、宅配するだけのゲームですよ?
今まで敵を倒すことを楽しみとしてきたゲームにおいて、
「買ったはいいけど物を運ぶだけのゲームの何が楽しいんだ?」
と思っていました。
間違っていました。
自分のやったことが世界中のオンラインプレーヤーのためになる。
自分のしたことで、世界中のオンラインプレーヤーに感謝される。
もとの話と関係なくなってしまって申し訳ないんですけど、
まさに、社会に、世界に良い意味での影響を与えるというのが痛感できるのがこのゲーム。
ゲームが好きじゃなくても、「人の心を取り戻したい。」方にはぜひやってもらいたいゲームです。
全然関係ない話になってすみません。
ネガティブが変わるキッカケ
もともと、建築の大学に進んでいた、奈良祐希さんが、なぜ、家業である「陶芸」の道にも同時に進み始めたのか?
それは大学生のとき。
建築の大学に通っていた時、単位を落としたか何かで留年してしまったそうです。
そうして、1年間の留年の間、原点に戻ろうと金沢に戻り、ぼーっと、実家の工房を覗いてみて、そこから心に燃え盛る炎のようなものが立ち込めて、陶芸の道にも興味を持ち始めたそうです。
まさにものづくりの原点。
子供の頃から何度も見てきた実家の工房が、そのときには違って見えたそうです。
そして、こうも話されていました。
ネガティブなことは起きると思う。
そして、そういうときがなにか変わるキッカケとなる。
違った気持ち、味方が芽生える。
奈良祐希さんにとっては、進学していた建築の大学で留年してしまうというネガティブな出来事。
だけど、そのネガティブな出来事に直面して、心も落ち込んでいる状態だからこそ、実家の陶芸工房を見て、熱い想いが芽生えたとのこと。
これは本当に勉強になります。
確かに、ネガティブなことは誰にでも起こります。
そこで、
「運が悪いな・・・」
と、落ち込んで終わりにするか。
あるいはそれをキッカケに何かを学び這い上がるか。
というのは重要なターニングポイント。
人によってネガティブな要素は違うと思いますが、
奈良祐希さんのようにネガティブなことをキッカケに成長できるようになっていきたいですね。
離れて破れて守る
千利休の言葉で、
守破離
という言葉がありますよね。
奈良祐希さんは、それとは逆の見方を持っているうそうです。
離れて破れて守る。
奈良祐希は実家の大樋焼をそのまま継がずに、建築の道に突き進みました。
そして、今は陶芸の道にも進んでいます。
そのまま普通に陶芸の道に進んでいたらきっと見えなかったであろうことが、
今離れているからこそ見えること、改善できることがあると言っています。
中にいると見えない課題が、離れているからこそ、見えてくる。
と言っていました。
そうして得たいろんなヒントを、家業に戻ったときに役立てたい、と。
離れているからこそ、違うアプローチで伝統工芸に光を当てることができているのではないか?
と言っていました。
これも重要な考え方ですよね。
その中にいると見えないことも、離れることで見えてくることがある。
この考え方を持って臨まないと、物事はうまく進められない部分があるのかも知れません。
問題解決の糸口が見えないときは、一旦離れてみることも大切なのかも知れませんね。
とても勉強になる回でした。
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