こんばんは!
いつも応援していただき、ありがとうございます。
apa(あぱ)です(^^)
今日は『構造化データの活用』について書いていきます。
構造化データの活用実践備忘録
きょうは特別編です。
先日のセミナーを受講したときに、
【セミナー備忘録1】2025年6月19日中原さんセミナーの復習
構造化データの重要性を思い知りました。
実を言うと、このセミナーを受けるのは2回目なのですが、1回目のときからその重要性については話されていたのですが、そのときは「構造化データ?むずかしそうな名前。とりあえず後回しだ!」と思って、そのままずっと後回しにしてしまいました。
僕の悪い癖です。
でも、セミナーで2回も構造化データの重要性について語られるということは本当に大事なことなんでしょうね。
ちなみに・・・
実際にセミナー主催者である中原さんに構造化データの質問を投げかけてみたら、中原さんは構造化データを社内の人に任せているみたいでご自身ではあまりやっていないようです。
なので、僕自身。
構造化データの実践について四苦八苦して、ようやく少しまとまったので、次に新しいサイトで取り組むときに、思い出せるようにここに備忘録的に書いていきます。
僕と同じように、構造化データに悩んでいる方は参考にしてください。
そもそも構造化データって?
そもそも構造化データってなんでしょう。
僕もまだ覚えたてで完璧に記憶しているわけではないのですが、中原さんのセミナー資料の言葉をそのまま借りれば、
構造化データは、WEBページ上のコンテンツが何についてどのような情報を含んでいるかを検索エンジンやAIに対して正しく伝えるための技術的施策です。
(中略)
構造化データをマークアップすることで、AIがどの文を引用スべきかを示す手がかりになるのでAI Overviewの採用されやすくなります。
とのこと。
つまり、グーグルに対して、「この記事が何について書かれているか」を簡易的に伝える手段といえます。
これにより、引用されやすくなるとのことでした。
僕のやった順序
繰り返しになりますが、この記事は僕自身が、「もう一度ゼロからサイトを立ち上げたときに同じことをできるようにする」ための備忘録的な内容です。
昨日、結構苦労しながらやった内容を振り返りながらまとめていきます。
まずは順序。つまり結論から。
- プラグイン導入(Schema & Structured Data for WP & AMP)
- 3つのスキーマを作成(article、faq、howto)
- パンくず設定をオンにする
- (コクーンの場合)テーマに紐づく構造化の設定をオフにする
- (既存記事が複数ある場合)全部の記事を「編集」~「更新」でから更新
- リッチリザルトテスト
- プロフィール作成
- 記事の一番下の「Schema & Structured Data on this post」に必要事項入力
あくまでも僕のやり方での話ですがこのような手順です。
あーあ。
これを見るだけでも結構たいへん笑
結構いろんなセミナーで(中原さんセミナー関連しか受けていませんが)、構造化データの重要性については語られているのですが、その具体的な方法については話されていないので、そのやり方を見つけるのは、僕みたいな無知な人間にはけっこう大変です。
簡単に手順を解説します。
プラグイン導入
まずは、「https://ja.wordpress.org/plugins/schema-and-structured-data-for-wp/」このプラグインを導入します。
なんでかはわかりませんが、僕が何度も相談をした、geminiがこれを推奨してきたから。
他に何があるのかよくわかりませんが、
「構造化データ プラグイン」などでGoogleで検索しても、2025年6月24日の時点では、すでに使えないプラグインの情報が上位記事になっていて、困ったのでとりあえずgeminiに従いました。
まぁ、少なくともこれで問題なく構造化できたので、とりあえずはこれで進めていこうと思います。
スキーム3つを作成
そうしたら、この「Schema & Structured Data for WP & AMP」で3つのスキームを作成します。
article
how to
faq
この3つ。
なんだか難しく聞こえますがやり方はとても簡単。
まずは、「Schema & Structured Data for WP & AMP」のプラグインをインストールして有効化。
画面左の選択肢の中に、「structured data」という項目が増えているはずなので
「scehma types」を選択。
すると以下のような、
ダッシュボード画面に入るので、「add schema types」をクリック。
すると、スキーマのタイプを設定する画面に入るので、「schema type」のプルダウンをクリックして、テキスト入力欄に「article」と入力すると、選択肢の中に同じく「article」が表示されるので、
それを選択。
プルダウンがarticleになっていることを確認したら、「next」をクリック。
次の画面に進むので、ここはなにもいじらずに、「next」をクリック。
これで、ひとつのスキーマの設定は完了。
「return to dashboard」をクリックすると、
こんなふうに、
無事articleがスキーマとして設定されています。
同じことをhowto とFAQでやればいいだけです。
完成イメージはこちら。
※補足:構造化で必須な内容はなに?
何を構造化すればいいかわかりきらず、中原さんに質問したところ、

こちらのとおりに設定できていればいいらしいですね。
あ!FAQやhowtoなんて項目、入ってないやん・・・
geminiもとい、クロードやperplexity、GPTなどに質問したところ、
how toやFAQもあったほうがいいいと異口同音で言っていたので、そうしたんだけどな。
でも、とにかく上記のURLの情報は必須みたいです。
パンくず設定をオン
なぜだかわかりませんが、「Schema & Structured Data for WP & AMP」のアプリは初期設定は「パンくずデータ」を構造化するのをオフにしています。
これはオンにした方が良いです。
「settings」にをクリックすると
以下のような画面になるので、
breadcrumbsの右の欄をクリックして「チェック」をつけておいてください。(初期設定ではチェックが付いていない)
(コクーンの場合)テーマに紐づく構造化の設定をオフにする
僕はコクーンを使っているので、コクーンの場合ですが、自動的に、「構造化データ」がオンになっています。
Cocoon設定
↓
SEOタブ
↓
構造化データのJSON-LD情報をヘッダーに出力するかどうか。 |
上記のように、構造化データの部分のチェックがオンになっているので、このチェックを「外し」ます。
※注意:このチェックを外すと一旦、Cocoon設定で行われる構造化データのマークアップは失われます。そのまま放置するとSEOの評価が下がる可能性があるので要注意
「え?Cocoonだともともと構造化データが出力されるようになっているんなら、別にSchema & Structured Data for WP & AMPを導入する必要なくない?」
と思われるかもしれません。
僕も最初はそう思いました。
でもどうなのかな。
たぶんですけど、Cocoonのこの初期設定の構造化データだと、簡易的なarticleの情報とパンくずリストは送信されるっぽいんですけど、細かい情報は記述できないんですよね。
監修者とか執筆者情報とか、下手するとプロフィールもマークアップされていないんじゃないかと思います。
というか、実際にリッチリザルトテストで調査した結果をAIに見せたらすべてのAIが著者情報などが記載されていないと答えてきたので、多分そうなんだと思います。
そのため、本格的に構造化データをGoogleにマークアップさせたいのであれば、Cocoonのテーマに紐づいている構造化のチェックは外します。
繰り返しになりますがそのまま放置してしまうと、ただたんに、これまで作った記事の構造化がすべて外れるだけでマイナスでしかないので注意してください。
実際、僕自身。
このチェックを外した後にリッチリザルトテストをしたら「アイテムが検出されませんでした」と表示されてショックを受けました。
このあとやる手順を踏めば問題はありません。
※もうひとつほそく。プラグインの構造化とコクーンの構造化をそのままオンにしておいてはダメなの?と思うかもしれません。しかしその状態だと、リッチリザルトテストの結果「重複」となり、「問題あり」と表示されて、正しく構造化が送信されない可能性があります。コクーンの構造化とプラグインの構造化を両方オンにするのは控えたほうが良さそうです。
(既存記事が複数ある場合)全部の記事を「編集」~「更新」で空更新
次に、既存記事の「空更新」をします。
WordPressの「投稿一覧」ですべての記事を出し、「公開済み」を選びます。
そうすれば、すべての「公開済みの記事」だけがリストアップされますので、画面上の方にある、
「表示オプション」をクリックしてプルダウンを開き、
「ページネーション 」
を増やします。
あまり数を多くしすぎると良くない気もするので100くらいにしておくのがいいのでしょうか。
で、「タイトル」という項目の左の空欄をクリックしてチェックマークをつけて、(100記事分)すべての記事を一括選択します。
その上で、「一括操作」をクリックしてプルダウンの中から「編集」を選択。
「適用」を押せば、編集内容お洗濯できるので「更新」をクリックします。
こうすることで、「何もせずにただたんに記事を更新だけする」事ができます。いわゆる「空更新」です。
こうすることで、先程消えた「Cocoonで設定されている構造化データ」から「Schema & Structured Data for WP & AMPによる構造化データ」が反映されるようになります。
リッチリザルトテスト
次に、それらの空更新した記事、あるいは新しく作った記事をリッチリザルトテストに欠けます。
この画面の入力欄に、「構造化データがちゃんとなされているか確認したいURL」を入力すれば、
このように、記事、パンくずリスト、よくある質問などが検出されるはずです。
あとは、念のため「記事」の項目をクリックして詳細をチェック。
先ほど提示したこのURL

の内容が、きちんと反映されていればOKです。
プロフィール作成 ※プロフィールURLをSchema & Structured Data for WP & AMPに反映させる方法
しかし、基本的に。
この構造化データの「author」に書かれるプロフィールのURLは、
WordPressの「プロフィールページ」にリンクされます。
(正確には、WordPressの左メニュー「ユーザー」→「プロフィール」の中にある「プロフィールページURL」((あるいは「サイト」と書かれている箇所のURL。どっちが反映されているのかあまりわからない))がSchema & Structured Data for WP & AMPにおけるプロフィールページとして自動的に反映されます。)
そのため、プロフィールページが充実していないと、せっかく構造化データを送信しても、中身の薄いプロフィールあるいはそもそも何も書かれていないプロフィールページを構造化することになってしまうので、このくらいのタイミングでプロフィールページを充実させておくことも大切です。
記事の一番下の「Schema & Structured Data on this post」に必要事項入力
これは記事を作る段階にはなりますが、記事の一番下に
「Schema & Structured Data on this post」という項目が増えているので、
そこに必要な情報を入力します。
プロフィールに関しては前述の「ユーザー」→「プロフィール」の内容を入力していれば自動的に反映されるはずです。
ざっくりまとめ
けっこうここまで大変でした・・・
でもやっていることはシンプルなので、簡単だと思います。
これがかなり重要なので、ぜひ保存しておいてやってみてください。
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